ポンペイの浴場(イタリア)
ゴールデンウィークは上司に嫌みを言われながらもイタリアに行きました。
イタリアといえばローマ、ローマといえば漫画テルマエロマエということで、2000年くらい前のサウナを見物してきました。
ちなみに、サウナ好きならテルマエロマエはぜひ一度は読んで頂きたい漫画です。
古代ローマの浴場建築士がタイムスリップして日本の風呂文化に触れるという内容なのですが、このところ流行りの異世界転生もののはしりかもしれないですね。
さてイタリアですが、ナポリの近くにあるポンペイのサウナを見学してきました。
ポンペイはベスビオス山の麓にありますが、ベスビオス山の高さが半分になるくらいの大噴火がおき、6~7mの火山灰に埋もれたそうです。
ということで遺跡が本当にきれいに残っていました。
かつての住人にはとんでもない災難だったとおもいますが、、、
浴場跡に行ってみると、石造りの立派な建物が。
なんと運動場、プール、お風呂、サウナが備えられていたそうです。とっても合理的。
プールから建物が繋がっておりそのままお風呂に行けたみたいです。
ちゃんと男風呂女風呂に別れているのもさすがでした。
サウナに入ってみると、なんと壁が二重になっていました!
2000年前に熱を逃がさない工夫がされていたとは…
その頃の日本は卑弥呼もまだいない頃ですよね笑
お風呂は、天井が平らではなく、小さいかまぼこを線上にくりぬいたような形になっていました。
こうすることで、結露がふちにそって流れるため、下に滴らなかったそうです。
さらには銅製の水道管までありました。
導線の工夫、熱を逃がさない工夫、入ってる人のための工夫など、とても見ごたえのあるサウナでした。
なお、イタリアのサウナを探したのですがよくわからない美容スパしか見つからなかったので行けませんでした。。。
人類退化してないか?笑